スクラバー, 暮らし, 生活/暮らし

水質の向上に役立つスクラバー

水泳教室に通われたことはありますか。日本では気管支喘息や虚弱体質の方には、水泳をすることで基礎体力を向上させられると考えられてきました。真冬に寒中沐浴をするのも同じであり、肺活量も高まって強い身体を手に入れることが可能です。以前は夏や冬でも冷たい水で泳がないといけませんでしたが、現在では温水となってるのが一般的です。

温水プールは常に水を入れ替えているのではなく、同じ水をろ過して使い回しています。このろ過装置をスクラバーと言っており、直径40センチメートルの大きな管が計10本ほど貯水タンクの底面に敷き詰められています。スクラバーはもともとはデンマークの産業機器メーカーが1950年に開発したもので、本来は石油タンカーに組み込まれていたものです。石油は重油から軽油・ガソリンと体積が異なるものを、一つのタンクの中で貯蔵をします。

すべてが混ざり合わないようにと配慮をしないといけないので、スクラバーで撹拌をしていたというわけです。エアーの力で撹拌をしていますが、一般的な水で使えば、汚れや微生物を底に沈めることができます。日本ではスクラバーはプールのほかに、温泉施設でも使用されています。特に不純物が多い硫黄泉では大活躍をしており、国内の約5、000か所の源泉施設に備わっているほどです。

一般的な家庭で目にすることはできませんが、われわれの身近な生活に密接に関係している産業機器であるといえるアイテムです。

Leave a Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です